このご質問のように、職員にとっては当たり前のことが、患者さんにとっては全く理解できないということがよく見受けられます。
「○○さま、お待たせいたしました。間もなく診察室にご案内いたしますので、それまでこちらの椅子でお待ちいただけますでしょうか」といったご案内をすべきではないでしょうか。これはその他のご案内（診療室、検査室、お手洗いなど）にも言えることです。患者さんに対してはきちんとご案内しましょう。
また、院内で「診察室」「検査室」などと分かりやすいように工夫して表示しているのは、誰が見ても分かるように、という配慮の表れです。このように、職員の方々には常に「患者さんの目」を忘れないでいただきたいと思います。「患者さんの目線から見ると…」「患者さんの導線を考えると…」というように、患者さんの目で考えると、物事が意外にスムーズに解決することもあるかもしれません。