(1) 元利均等返済
毎月の返済額(元金+利息)が一定金額となるもの。
この方法は、元金均等返済と比較して、融資残高の減り方が遅いため、利息の総支払額が多くなります。しかし返済金額が一定のため、返済計画がたてやすく返済開始当初の返済の負担を軽減することができます。
(2) 元金均等返済
毎月返済する元金が一定で、残りの元金に対して月ごとの利息を上乗せして支払う方法です。
この方法によると、毎月の返済額(元金+利息)は当初は多くなりますが、後になるほど少なくなっていきます。この方法は、元利均等返済と比較して、融資残高がより早く減少するため、将来の返済負担が軽減され、利息の総支払額も少なくてすみます。
また途中で一括返済をした場合、元金均等返済のほうが元利均等返済よりも、早く元金が減っているので、総額での支払いは少なくなります。